ジメジメとした梅雨の季節、自動火災報知設備の誤作動に関するご相談が増える時期です。新聞などでも「湿気による感知器誤作動」という記事を目にしますが、実は、梅雨時の湿気だけで誤作動を起こすことは稀で、真の原因は別にあります。
特に注意すべきは「結露」と「雨漏れ」です。梅雨時の激しい温度・湿度変化によって感知器の内部に結露が生じると、電子回路がショートして誤作動を引き起こします。さらに大きな盲点となるのが、普段は目に触れない「天井裏の感知器」です。屋根や外壁からの雨漏れが天井裏の感知器に直接滴り落ちることで、突然ベルが鳴るトラブルがこの時期に多発します。
対策としては、室内の空調管理で結露を防ぐとともに、雨漏れの兆候がある場所や、その周辺の天井裏に設置された感知器を事前に点検・確認しておくことが重要です。
「また誤作動だろう」という油断を生まないためにも、本格的な雨季を迎える前に、見えない死角まで含めた確実な対策を講じておきましょう。
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